ゴルフのプレーが終わったあとのお楽しみといえば、クラブハウスのお風呂。
でも、「ゴルフ場のお風呂ってどう使えばいいの?」「持ち物は?」「マナーが心配…」という初心者さんも多いのでは?
この記事では、ゴルフ場のお風呂の入り方・注意点・アメニティ事情などを、初めての方にもわかりやすく丁寧に解説。
特に女性ゴルファーが気になるポイントや、コンペ時の注意もカバーしています。
これを読めば、初めてのゴルフ場でも安心してお風呂に入れますよ!
ゴルフ場のお風呂ってどんな場所?
ゴルフ場のお風呂は、ラウンド後の疲れを癒やすためのリラックス空間。
大浴場スタイルが一般的で、広々とした浴槽やシャワーブース、パウダーコーナーなどが揃っている施設が多く、女性にも嬉しいアメニティが充実しています。
温泉を引いているゴルフ場もあり、プレーの疲れをほぐしながら、ゆったり過ごすのが魅力です。

用意されているアメニティ一覧
ゴルフ場のお風呂はホテルの温泉や旅館の温泉と同じようなものをイメージしてください。
そうしたところと同じように、下記を無料で用意してくれています。
施設によってはブランドアメニティを導入しているところもあり、ラウンド後も快適に過ごせます。
脱衣所にあるもの | バスタオル フェイスタオル ドライヤー 綿棒・コットン 化粧水・乳液(女性用パウダーコーナー) ヘアブラシ・ヘアゴム メイク落とし・洗顔料 汚れものを入れるビニール※ |
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浴室にあるもの | ボディソープ シャンプー コンディショナー 洗顔料 |
※最近ではエコの観点から、汚れた服を入れるビニール袋を置いていないゴルフ場もあります。
自身で専用の袋をボストンバッグに入れておくようにしましょう。
ゴルフ場のお風呂に入る流れ(完全ガイド)
お風呂へはラウンドを終え、クラブハウスへ戻ってきた順に(ホールアウトといいます)お風呂へ入ります。
お風呂に入る前に時間を確認しよう
コンペやアフターパーティーが予定されている場合、または仲間と乗り合わせで来ているときは、お風呂のタイミングに注意が必要です。
何時までに入浴を終えるべきか、あらかじめ確認しておくのがスマートなマナーです。
- コンペ時
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表彰式を先に行う場合があるため、幹事さんに「お風呂は先か後か」を確認しておきましょう。
- 乗り合わせている場合
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相手を待たせることがないよう、「◯時に出発予定」とすり合わせてから入浴を。
- 食事やアフターパーティがある場合
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スケジュールに間に合うよう、時間を逆算して行動しましょう。
ラウンド後はロッカーへ直行
プレーが終わったら、スコアカードを提出したり、クラブを片づけたりした後に、ロッカールームへ。
着替えや荷物の整理を行います。
プレーが終わった後は、カートの私物を全て持ってロッカールームへ戻ります。
この後はカートへ戻ってこないので、忘れ物の無いようにご注意ください。

自分のロッカーへ戻ったら、帽子、ゴルフシューズ、ティーなどラウンドで使用したものを取り出して軽く片付けておきます。
ゴルフシューズから履き替える
ラウンド中に土や埃や花粉や汗で汚れたゴルフシューズを脱ぎ、スリッパもしくは自分が履いてきた靴に履き替えます。
もちろんゴルフシューズのまま浴室まで行ってもいいのですが、そうするとお風呂から出たあとに再度ゴルフシューズを履いてロッカーへ戻ることになってしまいます。
ちなみに、スリッパはロッカーの中やロッカールームのどこかに置いてあります。
※スリッパのままロッカールームから出ることは禁止されています。気を付けましょう。

着替え&メイク道具を持っていく
浴室には、脱衣場所、お手洗い、洗面台があります。
洗面台にドライヤーが置いてあるので、お風呂上がりにはこちらで髪を乾かしたり、メイクをしたりします。
なので浴室に行くときには、着替えの他にメイク道具を一緒に持っていきます。
このとき、ボストンバッグごと持っていくと必要なものを一度に持ち運べて楽ちんです。
\ボストンバッグごとまるっと持ち運ぶのが便利です◎/
靴を履き替え、ボストンバッグを持ってロッカールーム内にある浴室へ移動します。
脱衣所と荷物の置き方
脱衣所の荷物置き場はほとんどのゴルフ場がオープンになっています。
ロッカーキーを持ったまま浴室に行きますので、管理には注意してくださいね。

カゴにタオルや着替えを入れてお風呂へ向かうのが基本。
このとき、バスタオルを1枚、自分の荷物の上からかけておきます。
女性用脱衣所にはパウダーコーナーが併設されていることも多く、ドライヤーやスキンケア用品が揃っています。

■お風呂を出てからバスタオルを取りに行く必要がない
■荷物を周りの人の目に触れないようにできる
という2点の理由からおすすめします。
そしてお風呂場へ入るときにはフェイスタオルを手に持って行くと良いですね。
浴室でのマナーと注意点
- シャワーで体を洗ってから浴槽に入る
- 髪の毛はまとめる(長い方は特に注意)
- 大声での会話は控える
- タオルは湯船に入れない
ゴルフ場は年齢層が広く、マナーを守って気持ちよく使うことが大切です。
ポイントタトゥーが入っている方は、テーピングなどで隠しておきましょうね。


お風呂あがりにすること
お風呂を終えたら使用済みの濡れたタオルを返却します。
返却する場所ですが、ほとんどの場合に新品のタオルを置いてある場所の下にあります。
身支度はパウダーコーナーで整えましょう。
特に女性の場合は、スキンケアやメイク直しもゆっくりできるよう、必要なコスメ類があれば持参しておくと安心。


※ドライヤーの風量に注意
ゴルフ場に置いてあるドライヤーは風力弱め。
髪が乾きにくい人、ロングへアの方だと乾かすのに手こずるかも。
そんなときにはマイドライヤーを持参するのも手!
浴室を出たらロッカールームに戻り、帰り支度を
髪を乾かし、着替えも済ませたらロッカールームに戻って帰り支度をします。
忘れずに靴を履き替え、上着なども着用しましょう。
着替えが終わったら、忘れ物がないかしっかりと確認しましょう。もうここへは戻ってきません。
ロッカールームを出た後には貴重品ロッカーからお財布などを取り出し、カードホルダーを受付に提出、もしくは機械にかざしてお金を払います。
ゴルフ初心者が不安になりやすいポイントQ&A
- お風呂セットは何を持っていけばいい?
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タオル・シャンプー・化粧品などは基本的に用意されていることが多いですが、愛用品がある場合は持参がおすすめ。
- お風呂に入らず帰ってもいいの?
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問題ありません。ただし、夏場など汗をかいた日は入浴してスッキリする人が多いです。
- 時間制限はあるの?
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お風呂の営業時間はクラブハウスの閉館時間まで。24時間ではないので、ゴルフ場ごとに確認を。
まとめ
プレーの後のお風呂は極上の気持ちよさがあります。
プレーを終えたら時間を確認して、プレーをあがった順番にお風呂に入ります。
ゴルフ場のお風呂にはタオルや化粧水、ドライヤーなどのアメニティが揃っています。
自分で持って行くものは着替え、お化粧直しのメイク道具です。
こうしたものをお風呂場へ持って行きますが、バラバラで持って行くよりもボストンバッグごと浴室へ持って行った方が便利です。
ゴルフ場のお風呂はホテルの大浴場や温泉と同じです。
全てのプレイヤーが同じ気持ちで利用することができるよう、ドライヤーを使った後に洗面台に落ちた髪の毛はきちんと拾って次の人が気持ちよく使えるようにしましょう。
今回のガイドを参考に、次回のゴルフではぜひお風呂タイムも満喫してみてくださいね!

