近年、夏の雨というと豪雨といわれる日が数日続くようになりました。
そうした天気が予想されていると、当日のプレーが決行できるのか不安に思われているゴルファーさんもいらっしゃるでしょう。
そこで今回は私の体験をお伝えします。
クローズ経験は無し
わたくし、とある年の8月には3日に1度のペースでラウンドへ出掛けていました。
その他の月も5,6回は出掛けていたほど。
それだけ行っていれば、豪雨の真っただ中にあたる日にももちろんラウンドの予定がありました。
しかし私のゴルフライフの中で、雨が理由でクローズになったことはありません。
ゴルフ場は水捌け良く設計されていますので、数ミリ程度の雨が続くくらいではクローズにはなりません。
余談ですが、雨予報(しとしとレベルではない予報)のときにはさすがに気乗りしない場合もあります。
しかし真のゴルフ好きというものは、雨予報でもゴルフの予定は決行します。
「とりあえずゴルフ場に行こう」。とにかくこの気持ちです。
雨の日のパターン
雨の状況にも色々ありました。
グリーンが浮いていてパットができない場合【中断無し】
雨の続く日にラウンドのお約束。
その日の朝は小雨になっていたのですが、プレー直前に信じられないくらいの豪雨へ!!
雨水を吸い込んで重たくなったラフに阻まれながら続くプレー。
そして辿り着いた先のグリーンも、やはりプール状態でした。
こうした状態でもゴルフ場からプレー中断の案内はありませんでしたが、前も後ろも隣にも他の組のプレーヤーは見当たらなかったので、恐らく自己判断で中断もしくは中止をされたのでしょう。
(マスター室前では複数組、他のプレーヤーを確認していたので)
大雨×雷雲の接近の場合【中断あり】
どんな雨予報でもめげない私たち。
もちろんその日もスタート時間の1時間以上前にはチェックインし、レストランで朝食をとることに。
絶え間なく降り続ける雨でしたが、風はなかったので別段の心配はしていませんでした。
すると館内放送が。
その内容は「雷雲が接近していますので、安全が確認できるまでプレーを中断します」といったものでした。
初めてのことだったので念の為フロントにて確認をしたところ、「雷雲が去って安全が確認できてからのスタートとなります」とのこと。
それがいつになるのかは自然のご機嫌次第。そのままのんびりレストランで過ごすことにしました。
レストランから見ることのできるコースでは、その放送を聞いて「しばらく時間がかかる」と判断したプレーヤーたちが次々とクラブハウスへ戻ってくる様子を見て取ることができました。
その後再び館内放送が流れ、雷雲がいつ去るかのおおよその時間予想を伝えてくれました。
その日は1時間程度だったと記憶しています。
まとめ|雨が理由で中断となった経験は無し
ラウンドは回数をこなしていくと、必ずいつかは雨の日にあたります。
雨の日のプレーは、心躍るものではないという方が多数でしょう。(そうでないパワーヒッターの方もいらっしゃいますが…)
ですが、雨だからという理由で安易にプレーをキャンセルすることはゴルフ場に対して失礼な行為です。
では、どういう判断でキャンセルの判断をすればよいのか?という疑問を持つ方は多いでしょう。
ゴルフ場の水捌けは、通常の地面よりも良く設計されています。
ですから出発時点で大雨だったとしても、多くの場合、私たちがゴルフ場へ到着する頃には雨水はどこかへ捌けてなくなっています。
私の経験上、雨量が10㎜程度なら、その他の要因が無い限りは中断とならないという体感です。(これは絶対値ではありません。ゴルフ場に状況確認をしてくださいね。)
ただし、雨と雷が重なった場合には油断してはなりません。
背の高い木の多いゴルフ場において、飛来は直接的に人命に関わるものだからです。
ゴルフの予定をどうするか?は、雨雲レーダーよりも雷レーダーで判断するのが一番です。
こうした私の経験が皆さんの判断基準になれば幸いです。