ゴルフクラブのお手入れをすることで、クラブの寿命が延び、きれいな状態で長く使い続けることができます。しかもベビーオイルはほとんどの薬局で買うことができ、価格も安価です。ベビーオイル+お家にあるもので簡単にお手入れすることができます。
1.お手入れすることのメリット
ゴルフクラブは雨や土、ほこりなどにさらされてしまい、きちんとお手入れをしなければ劣化が早まってしまいます。
定期的なメンテナンスを習慣にすることで、大切なクラブと長く付き合っていくことができます。
1-1.クラブの寿命が延びる
クラブを定期的にメンテナンスすることで、雨や湿気にさらされたクラブをサビから守ることができます。
クラブのダメージは蓄積されていくものなので、こまめにお手入れ、メンテナンスをすることでクラブの疲労を軽減してあげられます。
1-2.スピンが安定する
アイアンのヘッドのフェース面には溝があります。
この溝には土などの汚れがたまりやすく、そのままにしておくとスピンが思い通りにかからなくなります。
きれいな状態でベストパフォーマンスを出せるようにしましょう。
1-3.グリップ力が上がる
乾燥状態を放置しておくと、グリップのゴムがボロボロになります。
グリップ部分の汚れなどもスイング時のグリップ力に大きく影響します。
グリップ部分もお手入れをしておくことで、グリップの状態をキープし、グリップ力を安定させることができます。
2.ベビーオイルとは?
今回ご紹介するベビーオイルは、ほとんどの薬局で売られています。
さらに価格も1000円以下という、大変手に入れやすいものなのです。
成分 | ミネラルオイル、酢酸トコフェロール |
原産国 | タイ |
ブランド | ジョンソン・ベビー(johnson’s baby) |
ベビーオイルは鉱物油(ミネラルオイル)という成分でできていて、この成分は他の物質と反応しないという特性を持っています。
つまり刺激にならないということです。
そうしたことから、赤ちゃんの肌にも使えるだけでなく、クラブに使用しても安全ということです。
ベビーオイルをクラブのヘッドに塗ることで油膜を張り、汚れを付きにくくすることができます。
3.ヘッドのお手入れ方法
お手入れ方法をご紹介します。
とても簡単なので手軽に続けられます。
3-1.練習後・ラウンド後のお手入れ
【用意するもの】
①激落ちくん
②マイクロファイバータオル
ヘッド部分についた汚れを水と激落ちくんを使って落とします。
ヘッドの溝も隅々まで落とすようにします。
細かいところはマイクロファイバータオルを使って拭くと汚れが取れやすいです。
汚れを落とした後は、水気をしっかり取ることをお忘れなく◎
3-2.2~3ヶ月ごとにベビーオイルでのお手入れ
【用意するもの】
①ベビーオイル
②キッチンペーパー
先ほど紹介したようにクラブの汚れをしっかり落とし、水気もしっかり拭き上げます。
汚れが落ちにくければ水を張ったバケツに中性洗剤を数滴入れ、そこにヘッドを10分ほど付け置きしてから、3-1の工程を行います。
ヘッドがきれいになったら、ベビーオイルを塗ります。
このときキッチンペーパーを使うと塗りやすく、手もベタベタになりません。
ベビーオイルを塗ることで油膜を作ることができ、汚れが付きにくくなります。
4.グリップのお手入れ方法
【用意するもの】
①中性洗剤
②タオル
グリップはいつも手で触れる部分なので想像以上に汚れています。
使用した後は除菌シートで拭くようにしたいものです。
それでも汚れが目立ってきたら、お家にある中性洗剤で簡単にお手入れすることができます。
(中性洗剤はハンドソープなどです。)
水で薄めた中性洗剤をグリップに吹きかけ、たわしや歯ブラシで洗います。
洗った後は水で洗い流し、タオルでしっかり水分を拭き取り、半日ほど日陰で干します。
ただし、グリップは消耗品なので、ゴムが薄くなってきたらグリップ交換をしましょう。
\グリップ交換についてはこちらからどうぞ/
まとめ
ゴルフクラブのお手入れには高価なものを用意する必要はありませんし、ひと手間で済む工程ばかりです。
①練習ごと、ラウンドごとのお手入れ
水と激落ちくん、マイクロファイバータオルで汚れを落とす。
グリップは除菌シートなどで拭く。
② 2~3ヶ月ごとのお手入れ
ヘッドをきれいにしたら、キッチンペーパーにベビーオイルを浸してヘッドを拭く。
ベビーオイルで油膜を作る。
③グリップの汚れが気になってきたときのお手入れ
水で薄めた中性洗剤をグリップに吹きかけ、たわしや歯ブラシで洗う。
日頃から汚れをそのままにせず、きれいな状態を保つことで、クラブの寿命が延び、安定したスピンを保て、グリップ力を安定させることができます。
こまめにお手入れをして、大切な相棒と長く付き合い続けて下さいね♥